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美味しいアジフライを求めてバイクと乗船 漁師めし はまべの黄金アジ料理に幸福度マックス!? - バイクのニュース

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。金谷の黄金アジを使った『漁師めし はまべ』を訪れました。

やっぱり美味い金谷の黄金アジ! 房総半島はちょっとしたツーリングも楽しめる

 美味しいアジフライを求めて、愛車のホンダ「XR250」と東京湾フェリーに乗り込んだ筆者(増井貴光)です。もちろん目指すは金谷の黄金アジ! 天気も良くて40分の船旅じゃもったいないくらいです。11時にフェリーは金谷港に着岸。早速、黄金アジのアジフライを目指して国道127号を走り出しますが、1kmも走らずに目的の店「漁師めし はまべ」に到着しました。

内房の海岸線、国道127号沿いの金谷港と鋸山の間に位置する「漁師めし はまべ」。昭和の佇まいが良い感じ
内房の海岸線、国道127号沿いの金谷港と鋸山の間に位置する「漁師めし はまべ」。昭和の佇まいが良い感じ

 店のオープンは11時半ですが、既に何人か並んでいます。並ぶのが苦手な筆者はどうしようかと一瞬悩みましたが、きっと並んででも食べたいほど美味しいはず、と店の方の指示に従ってバイクを停め、列に並びました。

 これまでに何度か店の前を通ったことはありましたが、看板に「ラーメン・餃子」とあってアジフライの気配は感じられず、最近訪れた友人から「最高に美味しい!」と聞いてやって来た次第です。開店時間になり一巡目の客が入店。次の順番で入れそうです。

 待つこと1時間ほど、ようやく入ることができました。店内はカウンターに7席、奥の座敷にテーブルがふたつです。一緒に入ったのは4人で、筆者以外の客は全員がアジフライとお刺身の三種盛りがセットになった「はまべ定食」をオーダーします。値段的にそれほど差がなかったので、きっとアジフライの量が違うはずだ! と思い込んだ筆者は「アジフライ定食」をお願いしました。

 カウンターからは厨房がよく見えて、料理を作る手際の良さに出来上がりが楽しみになります。メインのアジフライが出る前に「山家(さんが)焼き」とひじきの小鉢、漬物が出てきました。この「さんが焼き」がまた美味しい! 更にアジフライへの期待が高まります。

「漁師めし はまべ」の「アジフライ定食」は大きな半身が2枚で1尾分の黄金アジを使っている。値段に少し差のある「はまべ定食」は、更に刺身の三種盛りが付く
「漁師めし はまべ」の「アジフライ定食」は大きな半身が2枚で1尾分の黄金アジを使っている。値段に少し差のある「はまべ定食」は、更に刺身の三種盛りが付く

「はまべ定食」を頼んだ人にはお刺身三種盛りが出てきました。ここにも黄金アジが入っていて、とても美味しそうに見えます。そしてアジフライも出来上がってきました。黄金アジだからという訳ではありませんが、衣が黄金色に輝いて見えます。そして大きい! 厚い! 思わず「これは半身ですよね?」と訊いてしまいました。

 皿には半身が2枚で1尾分の黄金アジ、付け合わせはキャベツです。みそ汁はシマアジのあら汁。先に出てきた「さんが焼き」と、ひじきの小鉢、漬物、ご飯という内容で「漁師めし はまべ」の「アジフライ定食」です。

 まずはアジフライをそのまま一口いただきます。厚くもなく薄くもない絶妙な衣はサクサク具合が最高。そしてとにかく身が厚い。半身だけでもお腹いっぱいになりそうな大きさ、しかも脂が乗っていて最高に美味しい。ソースやタルタルは小分けの袋でテーブルに置いてありますが、何もつけなくても食べられる美味しさです。

 勢いよく半身を食べ終わったところで、「はまべ定食」と「アジフライ定食」のアジフライの量が一緒ということに気がついてしまった筆者です。これは絶対的に「はまべ定食」がお得です。まだ食べ終わってもいないのに、既にリベンジを企む筆者でした。

 ご飯は1杯まで無料でおかわりができます。アジフライだけでも3杯はいけちゃいそうな量です。シマアジのみそ汁も美味しく筆者の幸福度はマックスです。アジフライは、油っこさが少ないので大きくてもバクバク食べ進み、残りの半身もあっという間に終わってしまいました。とにかく美味しかった!

金谷元名林道が通行止めだったので嶺岡方面をツーリング。途中の景色は北海道のよう
金谷元名林道が通行止めだったので嶺岡方面をツーリング。途中の景色は北海道のよう

 一息ついて店を出ると、待っている客が更に増えていました。バイクに戻り、国道127号を南に走り出します。せっかく「XR250」で来たから金谷元名林道を走ろうと思ったのですが、土砂崩落で通行止めになっていました。モトパンやオフロードブーツを履いてこなかったので、まぁいいか、と舗装林道を走りぐるっと回ってまた海沿いに向かいます。

 すると進行方向の山の上に何かお城的なものが見えます。これは見に行かなくてはと山を目指すと勝山漁港に出ました。ぐるっと山の周りを回って登山口を見つけます。ここは標高75mの「大黒山」だそうです。頂上まで徒歩10分ほどと書いてあるので、バイクを停めて登ります。結構な急斜面には階段が整備されていますが、一段一段の高さが均一ではなく、なかなかハードです。

 ゼイゼイ言いながら頂上に到着。城のように見えたのは、近くにあった「勝山城跡」を模した展望台でした。天気が良いと富士山や大島が見えるそうですが、この日は薄曇りで見えませんでした。それでも南房総の展望が良く、登った甲斐はありました。

「大黒山」の頂上には「勝山城跡」を模した展望台がある。天気が良ければ富士山や大島も望める
「大黒山」の頂上には「勝山城跡」を模した展望台がある。天気が良ければ富士山や大島も望める

 腹もこなれたし、ライトツーリングも楽しかったし、また東京湾フェリーに乗って帰ろうと、山を降りて金谷港に向かう筆者でした。

■漁師めし はまべ
所在地:千葉県富津市金谷3971
営業時間:11時30分から15時(木曜定休)
※営業時間、定休日は変更となる場合があります

【画像】千葉県富津市『漁師めし はまべ』の黄金アジを使ったアジフライを詳しく見る(17枚)

画像ギャラリー

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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