優れた活動をした京都ゆかりの音楽関係者をたたえる第３９回藤堂音楽賞（藤堂顕一郎音楽褒賞基金主催）に作曲家・指揮者の葛西（かさい）進さん（７２）＝京都府亀岡市＝とバイオリニストの辻井淳（じゅん）さん（５９）＝大阪府箕面市＝が選ばれた。授賞式は来年１月１１日、京都市上京区のホテルで開かれる。
同賞は、京都で会社を経営する一方、バリトン歌手として活躍した故・藤堂顕一郎さんが１９８１年に創設した。毎年、個人や団体が選ばれ、各５０万円が贈られている。
葛西さんは東京芸術大を卒業後、京都市立堀川高校音楽科（現京都市立京都堀川音楽高校）に勤め、多くの音楽家を育てたほか、作曲や合唱指揮などに活発に取り組んだ。
辻井さんは東京芸術大やドイツのシュツットガルト音楽大で学んだ後、京都市交響楽団のコンサートマスターとして活躍。演奏活動やバイオリン音楽の普及に努めた。（大村治郎）
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December 18, 2019 at 01:00AM
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京都）藤堂音楽賞に2氏 葛西進さんと辻井淳さん - 朝日新聞社
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