美味しいアジフライを求めて走る旅小田原ならではの店舗限定 ... - バイクのニュース

アジと言えばアジフライ！　というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。店舗限定メニューがあるとの情報を得て『ゴーゴーカレー小田原中央通店』を訪れました。

「金沢カレー」と小田原名物のコラボ……か。

　美味しいアジフライを求めて、筆者（増井貴光）が愛車のホンダ「XR250」で箱根峠から降りて辿り着いたのは、神奈川県の「小田原駅」近くです。某誌の取材で伊豆半島の林道を桜井つぐみちゃん（つぐみライダー）達と走ったのですが、もう少し林道を走りたくて1人で函南町辺りから山道に入り、ほとんど舗装されていますがまだ知らない林道があるもので、ちょっとダートも走れて満足しました。

「ゴーゴーカレー小田原中央通店」を確認すると、店の前には1950年代の「AJS」を10年かけてピカピカにした人がテイクアウト待ちをしてたので少々立ち話＆記念撮影。バイクは駅近くの駐車場へ移動した

　しかし箱根峠近くまで走っていたはずなのに、なぜか逆方面の三島市に戻ってしまいました……。楽しかったからまぁ良いか～と、国道1号で箱根峠を越えて「箱根新道」で小田原市内に出ます。

　普段ならそのまま「西湘バイパス」経由で帰るところですが、林道を走り回ったせいか空腹マックスです。何か食べて帰ろうと「小田原駅」周辺を走って目指したのは「ゴーゴーカレー小田原中央通り店」です。

　いろいろな街で目にする「ゴーゴーカレー」ですが、じつはこちらの店舗限定で小田原名物でもあるアジフライをトッピングできる、という情報をゲットしていたのです。ちなみに筆者は「ゴーゴーカレー」を食べたことがありません。ひと口にカレーと言っても多種多様ですが、「ゴーゴーカレー」は「金沢カレー」だそうです。

　とりあえず店の前でバイクを停めて場所を確認したところ、ちょうど1950年代の「AJS」でテイクアウト待ちの人がいたので、バイク2台を入れて記念撮影。すぐに駅近くのバイク駐車場に「XR250」を移動します。

この日はタイヤを交換したばかりのホンダ「XR250」で、伊豆の林道ツーリングの撮影帰りに箱根近辺の林道をいくつか走ってきた

　徒歩5分ほどで店まで戻ってきました。オーダーは食券制です。ベーシックな「金沢カレー」にトッピングを選ぶスタイルのようですが、最初からトッピングが乗っているメニューもあります。定番は「ロースカツカレー」だそうです。ロースカツに加えてエビフライやらチキンカツらしきものがてんこ盛りの「メジャーカレー」、エビフライやチキンカツのカレーなどがあります。

　アジフライが無いなぁと見ていると、ありました！　「トリプル盛り鯵ロース」と「トリプル盛り鯵チキン」というメニューです。「ゴーゴーカレー」にアジフライ、ハンバーグ、それにロースカツかチキンカツを選ぶ、3種のトッピングがワンプレートに盛られたボリューム満点メニューです。

　ロースカツやハンバーグの大きさが分からないので、食べ切れるのか悩む筆者です。店のスタッフに訊いてみると、好きなカレーを選んでアジフライをトッピングすることもできるとのこと。しかしそれだと絵（見映え）が寂しい気がするので、定番の「ロースカツカレー中盛り」に「アジフライ」をトッピングしました。カウンターに座って出来上がりを待ちます。

　チェーン店の牛丼ほど早くはありませんが、「ロースカツカレー中盛り」にアジフライのトッピングが出来上がってきました。キャベツの千切りも同じ器に盛られています。

　筆者の初「ゴーゴーカレー」の印象は、ロースカツとアジフライは想像より大きく、カレーが少ない。アジフライが無ければカツライスにカレーソースが添えてある感じ、でしょうか。アジフライとロースカツには予めソースがかかっています。

　まずはアジフライからいただきます。大きめで身も厚いです。ファストフードのトッピングとは思えない立派なアジフライです。アジの名産地である小田原の店舗限定ということで味もバッチリ。濃厚な「金沢カレー」とも意外に良く合います。とは言え、カレーとの相性は、やはりロースカツでした。

　食べ方としては、アジフライをおかずにご飯とキャベツ、そしてロースカツにカレー、でしょうか。

カレーといえばスプーンで食べるものと信じていたが、「ゴーゴーカレー（金沢カレー）」ではフォークだった。ロースカツなどに適したスタイル？

　次回食べる時は、トッピングでアジフライやエビフライ、カレールー増しが良いかも、などと考えながら完食しました。初「ゴーゴーカレー」は量も味も大満足で「西湘バイパス」に向かう筆者でした。

■ゴーゴーカレー小田原中央通店
所在地：神奈川県小田原市栄町2-8-27
営業時間：10時55分～21時55分、ラストオーダー21時30分（年中無休）
※営業時間、定休日は変更となる場合があります

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旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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