Search

美味しいアジフライを求めて走る旅 三浦市『まるい食堂』は味もボリュームも魅力的な大衆食堂だった - バイクのニュース

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえるお店を紹介します。三浦市の『まるい食堂』を訪れました。

地元の繁盛店、その味とボリュームに納得

 美味しいアジフライを求めて、愛車のホンダ「CT110」で走ってきたのは三浦半島の西海岸、三浦市初声町です。「初声」と書いて「はっせ」と読みます。三浦市の北西部にあって、京急電鉄の京急久里浜線下り終着駅「三崎口」駅も初声町にあります。

創業昭和43年、三浦市の「まるい食堂」は、週末のランチタイムには行列ができるほどの人気店
創業昭和43年、三浦市の「まるい食堂」は、週末のランチタイムには行列ができるほどの人気店

 葉山町から国道134号を南下して、コメダ珈琲店や商業施設を過ぎると右側に今回の目的地「まるい食堂」があります。筆者(増井貴光)は何度か訪れたことがありますが、駐車場で待っていた『美味しいアジフライを求めて走る旅』担当編集者Zさんは初来店だそうです。

 早速、お店に入ります。休日には行列のできる人気店ですが、ランチタイムのピークを過ぎていたこともあってスムーズに席に着きました。

 まずはオーダーです。ここの人気メニューと言えば「かつ丼」に「カタヤキそば」、その「大盛り」です。「カタヤキそば」の大盛りは想像を絶するボリュームで、皿ではなくお盆に盛られています。

 迫力いっぱいのビジュアルが欲しくてZさんに勧めるものの「俺は少食だから」「胃が悪いから」と、頑なに拒否します。筆者は「アジフライ定食」一択なので安全です。結局、人気メニューの「かつ丼・上」(1500円)と「アジフライ定食」(900円)をお願いしました。

「まるい食堂」の「アジフライ定食」(900円)。アジフライは開きが2枚、大きい上に厚くてボリューム満点
「まるい食堂」の「アジフライ定食」(900円)。アジフライは開きが2枚、大きい上に厚くてボリューム満点

 オーダーした後にメニューを見ていると、別ページの「お得なメニュー」に「アジ・からあげ定食」と「アジ・春巻定食」があるではないですか(各1100円)! 少しだけ動揺する筆者でした。

 そして厨房から「カタヤキそば」の大盛りを客席に運ぶ姿を目撃します。やはり「お盆」です。次回は大食いの友人を連れてくることにします。

 数分後、まずは「アジフライ定食」がやってきました。大盛りメニューではないですが、アジフライがやたらとデカく見えます。開きが2枚重なり、大きいだけでなく厚みもあります。付け合わせはキャベツの千切り。タルタルソースと辛子がお皿に乗っています。ごはんは普通盛り、みそ汁と漬物がセットです。

 そして「カツ丼・上」もきました! 一見すると普通の「カツ丼」ですが。トンカツ1枚を5つに切り、ひとつは横に詰めて丼いっぱいに盛られています。これは相当デカいトンカツではないでしょうか!? それに厚みが半端ない!

 一切れもらって食べてみたところ、柔らかくて美味い! 創業の昭和43年から継ぎ足している秘伝のタレを使っているとのこと。このタレの旨味がたまりません!

「アジフライ定食」に戻ります。とにかく厚みがあります。箸で持ち上げるとズシリと重く、衣はサクサク食感の揚がり具合、身はフワフワ系ではなく締まっていて歯応えも良い感じです。下味の塩が効いていてそのままでもいけますが、タルタルともよく合います。

「まるい食堂」の人気メニュー「かつ丼・上」(1500円)。まずボリュームがすごい、そしてトンカツの厚みに驚愕。秘伝のタレが美味しく、また食べたくなる
「まるい食堂」の人気メニュー「かつ丼・上」(1500円)。まずボリュームがすごい、そしてトンカツの厚みに驚愕。秘伝のタレが美味しく、また食べたくなる

 ボリュームはもちろんですが、味も良くてワシワシと食べ進められるアジフライでした。食べ終わってから気がつきましたが、集中し過ぎてZさんにお裾分けをするのを忘れていました。

 お腹いっぱいでお店を出て、次に2人が向かったのは「すかなごっそ」です。ここはJAよこすか葉山が運営する農産物直売所で、近隣の農家直送の新鮮な野菜や葉山牛などを購入できます。ここで「よこすか関口牧場」直送のソフトクリームをデザートにいただこうという魂胆です。しかし……定休日でした(水曜定休)。

 それなら直接「よこすか関口牧場」に行けば良いじゃないか! と、Zさんのハスクバーナ「FE250」(モタードホイール仕様でした)と筆者の「CT110」の2台は国道134号を北上します。

 途中で右折して数分走ると「よこすか関口牧場」に到着です。ツーリングの途中でソフトクリームを食べにやってくるライダーも多いようですが、筆者は冷たいものより温かいものが好きなので、あまり食べません。夏でもコーヒーはホット一択です。

 ここはZさんに食レポしてもらおうと思ったら、先客のお姉さんたちが手に持って出てきたソフトクリームを見て「俺はいらない!」と激しく拒絶。なんと、お姉さんの顔と変わらないほどの大きさだったのです!

 しかし、ここまで来て食べないのは漢が廃る! と、筆者はソフトクリームを購入し、果敢に挑みます。ガブっと一口、スッキリした美味しさで「これなら食べ切れるかも」と安堵しますが、それも一瞬のことでした。食べても食べてもなくならない、頑張ってもなかなか減らない……。

「よこすか関口牧場」のソフトクリーム。その大きさにはびっくり。濃厚ながらさっぱりした美味しさ
「よこすか関口牧場」のソフトクリーム。その大きさにはびっくり。濃厚ながらさっぱりした美味しさ

 先ほどのお姉さんたちは「美味しいからあっさり1人で食べられますよ~」と言って普通に完食していました。女性は強いなぁと思いつつ苦戦は続きます。

 溶ける前に食べ切らなくてはいけないのになかなか進みません。やっとカップまで辿り着きました。牧場ならではの滑らかで美味しいソフトクリームでしたが、この企画で一番の強敵に巡り合った気がします(Zさんは涼しい顔で笑っていましたが)。

 お腹が冷えてすっかり寒くなってしまったところでZさんとはここで分かれ、一路家路に着く筆者でした。

■まるい食堂
所在地:神奈川県三浦市初声町下宮田2756
営業時間:11時~14時、17時~20時(火曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合がります

【画像】大きくて厚い! 三浦市『まるい食堂』のアジフライの画像を見る(18枚)

画像ギャラリー

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

Adblock test (Why?)



from "美味しい" - Google ニュース https://ift.tt/tTZdVLU
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "美味しいアジフライを求めて走る旅 三浦市『まるい食堂』は味もボリュームも魅力的な大衆食堂だった - バイクのニュース"

Post a Comment

Powered by Blogger.