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美味しいアジフライを求めて走る旅 聖地巡礼「道の駅・松浦海のふるさと館」でスナック感覚のアジを堪能 - バイクのニュース

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライをいただけるお店を紹介します。『アジフライの聖地』を宣言する長崎県松浦市、「道の駅・松浦海のふるさと館」を訪れました。

あっという間に完売!? スナック感覚のアジフライを味わう

 美味しいアジフライを求めて、ついに『アジフライの聖地、松浦』まで愛車のハーレー「ロードグライド」でやってきた筆者(増井貴光)です。

アジフライが2枚入った「アジフライ中」と、フィレが6個入りの「アジフライフィーレ」。どちらも300円
アジフライが2枚入った「アジフライ中」と、フィレが6個入りの「アジフライフィーレ」。どちらも300円

 松浦魚市場で、聖地ならではの美味しいアジフライに出会えた筆者が次に向かったのは、食堂ではなく「道の駅・松浦海のふるさと館」です。

 じつは今回、強力なゲストに同行してもらいました。松浦市在住の佐藤明彦さんと、佐賀県有田町の中山加代さんです。お2人に道案内等をしていただきました。

 松浦魚市場から、街中を通らずに国道204号のバイパスを走って道の駅に向かいます。途中、海が見渡せる場所で佐藤さんが停まります。西側にかなり大きい煙突が2本立っています。佐藤さんによると、ひとつは九州電力、もうひとつはJ-Powerの火力発電所だそうです。

 松浦市は漁業と火力発電所が主な産業で、明治時代から戦後にかけて石炭の炭鉱で栄えたそうです。佐賀県伊万里市、唐津市と長崎県佐世保市、平戸市に囲まれて目立ちにくい市だったのですが、2019年に『アジフライの聖地』を宣言したことで、福岡などからの観光客も増えているそうです。市内には福島、鷹島とふたつの大きな島もあるのですが、橋で渡るには一度佐賀県に入らなくてはいけないという不思議な立地も、面白いと思う筆者でした。

国道204号のバイパスの途中で、松浦市在住の佐藤さんから松浦市の火力発電所の話を聞く
国道204号のバイパスの途中で、松浦市在住の佐藤さんから松浦市の火力発電所の話を聞く

 再び走り出し、「道の駅・松浦海のふるさと館」に到着です。海に面した広い駐車場と公園のようなエリアがあります。その一角で見つけたのは「松浦水軍の郷・海のふるさと館」というボードです。

 松浦水軍(まつら党)は、平家物語の壇ノ浦の合戦で平家水軍の主力として活躍、鎌倉時代の蒙古襲来(元寇)でも活躍しました。水軍としてだけではなく貿易も広く営んでいたそうです。この場所がある伊万里湾も激戦があり、鷹島では蒙古の船団の遺物が海底から引き揚げられているというのも興味深いところです。

「海のふるさと館」に入ると、松浦市の特産物が所狭しと並んでいます。売り場の中央に、ありました! アジフライコーナーです。ここでは揚げたてのアジフライが販売されていて、これが美味しいという噂を聞いてやってきたのです。

 ちょうど揚がったようで、パックに入れられたアジフライが並べられました。と、思ったらあっという間に無くなっていきます。アジフライを買うために来ているお客さんが多いようで大人気です。

あっという間に完売してしまう「道の駅・松浦海のふるさと館」の揚げたて「アジフライ中」と「アジフライフィーレ」
あっという間に完売してしまう「道の駅・松浦海のふるさと館」の揚げたて「アジフライ中」と「アジフライフィーレ」

 他にもアジフライ丼やブリ丼なども美味しそうです。そしてどれも400円程と安い! 「アジフライ焼き」というお菓子もあります。例によって筆者が目移りしている間に、揚げたてアジフライは売り切れてしまいました……。しかし、ここで中山さんが「アジフライ中」と「アジフライフィーレ」をしっかりキープしてくれていました。さすが助っ人ゲストです。

 早速、会計を済ませて屋外のテーブルで食べることにします。レジでふと見ると、昨晩味わった金蝶ソースの小袋入りが売っていたので一緒に購入します。「アジフライ中」は2枚入り、「アジフライフィーレ」は6個入りで、どちらも300円です。

 まずは「アジフライ中」からいただきます。中サイズとのことですが、思ったより大きい気もします。揚げたてサクサク、身はほわっとした食感で適度に塩味があり、歯応えと口の中で広がる風味はなかなかのものです。

刺身用のアジをフライにした「アジフライ中」。普通サイズが2枚パックされている
刺身用のアジをフライにした「アジフライ中」。普通サイズが2枚パックされている

 続けて「アジフライフィーレ」をいただきます。半身のことを「フィレ」、「フィーレ」と称しています。大きさは少し小ぶりなアジでしょうか。厚みはそれほどありませんが、スナックとして食べるには程よい大きさです。衣のサクサク感は「アジフライ中」のほうがあるような気もしますが、それほど味に差はありません。松浦魚市場で定食を食べたこともあって、3人で食べるにはちょうど良い量でした。

 腹ごなしに少し走ってから、また松浦の市街地に戻ることにして「道の駅・松浦海のふるさと館」を後にしました。

【画像】「道の駅・松浦海のふるさと館」のアジフライを見る(17枚)

画像ギャラリー

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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