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小林武史・前田裕二「音楽業界に恩返ししたい」~音楽・エンタメの未来を語る(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース

新型コロナウイルスの影響を受けて、大きな影響を受けたエンタメ・音楽業界だが、6月18日、エンタメ・音楽業界の主要3団体のトップが、4月に続いてニッポン放送に集結。特別番組『いま、音楽にできること』を18時から放送した。業界の現状や動き出した支援体制、ウィズコロナ、アフターコロナのエンターテインメントの形についてそれぞれの立場から考える「いま、音楽にできること」を発信。番組にはゲストとして音楽プロデューサーの小林武史、SHOWROOM株式会社の前田裕二社長も登場し、エンタメ・音楽の未来について語った。

ニッポン放送特別番組『いま、音楽にできること』小林武史、前田裕二が語った音楽・エンタメの未来とは

番組は冒頭『エンタメ・音楽業界トップ鼎談~いま、音楽にできること~』と題し、一般社団法人日本音楽事業者協会会長・堀義貴氏、一般社団法人日本音楽制作者連盟理事長・野村達矢氏、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会会長・中西健夫氏を迎え、エンタメ・音楽業界の主要3団体のトップによる鼎談でスタート。 コンサートやイベントの中止で音楽業界は3300億円もの損失を被ったと言われており、アーティストや音楽関係者全体に大きな影響が出ている。そんな中、ライブハウスが6月19日から営業を再開できるなど、徐々でにはあるが、エンタメ再開の兆しが見えてきている。

エンタメ・音楽業界トップ鼎談再び!

そうした現状に対し、堀氏は「まだまだ不安もあるにしても、なんとかお客さんのために前を向いていこう。ある時期よりは、みんな力強くなってきていると感じる」と語った。一方、野村氏は「少しずつイベントもできそうな状況になってきたが、夏の一大イベントなど季節の楽しみが続々と中止が発表されている状況。いわば、再開に向けての希望と現実が共存している状況で、まだまだ先行きが暗いのかなと感じている」と率直な気持ちを語った。また、ライブやイベントに関わる立場から中西氏は「ライブがないというのは(業界に携わる人にとって)仕事がないということ。仕事を作るというのも我々の仕事。これからはウィズコロナだと思う。何もしなければなにも起こらない。どういうやり方をやっていけばよいのか、今、みんなで考えている状態」と話した。 今日出演した3団体はライブ事業に従事する人々を救済する基金「Music Cross Aid」を立ち上げ、6月11日から寄付金の受付を開始している。この基金を設立した思いについて野村氏は「ステージに立つアーティストだけでなく、照明や音響などライブに携わっている全てのスタッフもステージの表現者。今、コロナの影響で非常に厳しい状況になっている。そういう人たちを助けるために業界が自分たちで支援できる受け皿を作った、それが「Music Cross Aid」。いま、音楽エンターテイメントに普段接している人、自分の生活を潤してもらっていると考える人は次の未来のライブエンターテイメントを支えるために、ぜひ基金に協力して欲しい」と呼び掛けた。

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June 16, 2020 at 08:00PM
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