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リカバリー効果も!? 「音楽」が体に与えるプラスの影響(ウィメンズヘルス) - Yahoo!ニュース

新型コロナウイルス感染拡大により、自宅生活が続くイタリアやスペインの市内で撮影された動画。そこには、人々がバルコニー越しに合唱する姿や、警察官がギターを持ち、生活に不安を抱く住民たちの心を和ませようとする風景が映っている。このように好きな音楽を奏でることは、心の健康だけでなく、心臓にも良いのかも。

【写真】ストレスフルな時こそ「瞑想」をするべき理由

米国心臓病学会は最近の年次科学会議で、心臓発作および初期の梗塞後狭心症(心臓発作から24時間以上たってから生じる胸の痛み)を患う350名を対象とした研究結果を発表した。この研究では、対象患者の半数が通常の治療を受け、残りの半数が通常の治療と並行して音楽療法を受けた。

通常の治療と音楽療法の両方を受けた患者は、7年間にわたり、癒やし効果のある音楽を毎日30分以上聴き続けた。また、各患者は療養内容とその効果を詳細に記録し、初年度は3ヶ月ごとに、2年目以降は年単位でアセスメントを受けた。

その結果、通常の治療だけを受けた患者に比べて、音楽療法を並行して受けた患者の健康状態が大幅に改善し、心不全のリスクが18%、心臓発作の再発リスクが23%、心疾患による死亡リスクが16%も低くなった。

この論文の筆頭著者で、セルビアのベオグラード大学医学部で心臓病学を教えるプレドラグ・ミトロビッチ医学博士によると、これは心疾患、特に心臓発作の予防に対する音楽療法の効果を分析した先進的な研究のひとつ。

音楽療法の効果は恐らく、心拍数や血圧の上昇といったストレス反応を引き起こす交感神経に関連している。実際に、音楽療法を受けた患者の不安度は、毎日音楽を聴かなかった患者の3分の1にとどまっていた。不安が少なければ、その分心臓への負担も少ない。

ミトロビッチ博士によると、交感神経の働きを抑制する音楽療法は、心疾患ではなく、ランニング関連の痛みに悩まされている人にもおすすめ。

音楽がリカバリーを促す可能性もある。しかも、ランニングやワークアウトの最中に聴く音楽が必ずしも癒やし系である必要はない(ラップやヘビメタでも大丈夫)。事実、2016年2月に科学雑誌『PLOS ONE』が発表した小規模の研究結果は、運動の直後に癒やされる音楽を聴くと、リラクゼーション担当の副交感神経が刺激されるため、リカバリーが速くなり、心臓への負担が軽くなることを示している。

先行きが不透明なときこそ“笑い” は良薬だけれど、音楽も注目に値する処方箋。

※この記事は、ランナーズワールドから翻訳されました。

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May 10, 2020 at 07:00PM
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