【写真】バイオリニストの演奏で気持ちよさそうに歌唱するMatt
世界中で愛され続け、ハリウッド黄金期を象徴する映画『オズの魔法使い』のドロシー役で一躍有名になったミュージカル女優のジュディ・ガーランドの実話を描いた同作。ジュディが47歳の若さでこの世を去る最期の半年間、1968年の冬に行われたロンドン公演の日々を描く。
先月末に行われた『第30回マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING／SUMMER』では、背中から羽を生やした真っ白な豪華衣装で登場。コロナウイルス感染拡大を防ぐために、無観客で行われたが「この時代だからこそ、ライブ配信ができて、その状況は見られるので、現代ならではの楽しみ方ができるなと感じました」と前向きに語り「ネガティブになりがちなので、ポジティブにいてほしいなと思います」と呼びかけた。
この日は『オズの魔法使い』から生まれた名曲「オーバー・ザ・レインボー」を熱唱。美声を披露したが「ドキドキしていて、途中震えました。自分なりにオリジナルな形でやらせていただきました」と声を弾ませると、自身が音楽活動に興味を持ったきっかけを「（1995年に）父がひじをけがして、そのリハビリでピアノをやっていたのですが、それをうしろから見ていて、家にピアノがあったので、独学でやり始めました。（父も）まさかそこがきっかけになるとは思ってなかったでしょうし、僕も今思えばそうだったなという感じですね」と明かした。
念願がかなって、音楽活動を始めたことについて、両親は好意的な意見を寄せているといい「僕もやりたかったですし、父も母もそれがわかっていたので、それがかなって、すごく喜んでくれて涙する時もあって、本当に良かった」としみじみ。「最初、ジェジュンさんのライブにピアノの伴奏で出させていただいたのですが、大きな舞台でやらせていただくということで緊張しました。でも、すごくうれしくて、達成感があって、楽屋に戻った時は母と泣いて抱き合ったりしていました」と明かした。
音楽を通じて表現することへの思いにも触れ「一番長くやってきて、一番やりたかったことなので、こういうイベントでできる幸せで、本当に満たされていて、すごく気持ちがよくて、これをどんどん続けていかないといけないなと思っています。自分なりの曲を作って表現していきたいですし、自信がなかったり、個性を潰されている人を応援したい」とアピールした。
美容法にも注目が集まっているが、美の秘けつについて「パックを3つやったり、オイル塗って、ワセリン塗って…9工程くらいやっていますね」とコメント。Matt化の写真加工もスキンケア時に行っているようで「一番大変だったのは10人くらいの集合写真。2ショットはだいたい20分かかるので、10人の時は1時間以上かかっちゃいました」とうれしい悲鳴を上げた。
映画の魅力については「人間って、ある意味平等だなと感じました。有名になるってすばらしいと思うんですけど、その裏には人が離れていったり。有名になることだけがすべてではない」と力説。「家族との愛、恋人がいたり、仕事がうまくいくと家庭がうまくいかなかったりと、ジュディだけではなくて、みなさんに通じるものもあるのではないかな」と呼びかけていた。
同作は6日より公開される。
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March 03, 2020 at 09:59AM
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Matt、父の影響で音楽に興味 美声披露で笑顔「ドキドキしていて…」：紀伊民報AGARA - 紀伊民報
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