音楽ビデオで 雨晴海岸ＰＲ 県立大生、曲自作しドローンで撮影 - 中日新聞

ドローンなどを使って演奏風景を撮影する学生たち＝高岡市太田で

　県立大（射水市）の作曲サークル「Ｄｒｏｐ−Ｉｔｅｍ　Ｒｅｃｏｒｄｓ」が自作の曲に乗せて高岡市太田の雨晴海岸をＰＲするミュージックビデオを製作している。１９日は同海岸で小型無人機ドローンを使った撮影があった。４月中に市の会員制交流サイト（ＳＮＳ）で公開する。（小寺香菜子）

　同大の地域協働授業の一環。県の観光客には若年層が少なく、インターネットで観光先を選ぶことの多い若者に、音楽や映像でアプローチしようと企画した。ビデオは約五分。曲は電子機器で演奏する低音のダンスミュージック。代表の小倉涼雅さん（２２）＝知能ロボット工学科三年＝と、メンバーの池田拓さん（２２）＝同＝が作曲した。

　この日の撮影には、サークルのメンバー四人と、メンバーの友人で、ドローンの操縦許可を持つ鈴木賢斗さん（２２）＝電子・情報工学科三年＝が参加。小倉さんと池田さんが海岸で電子機器を演奏している様子や、海岸の風景を、ドローンのカメラなどで撮影した。

　鈴木さんは「電車とドローンを並走させ、美しい風景が撮れた」と話した。小倉さんは「海や山は富山ならではだと思う。空から撮ることで、皆が見ることのできない映像が撮れた。見てて面白い、若者にも観光に来てもらえるような動画にしたい」と意気込んだ。

　映像は動画共有サイト「ユーチューブ」上のサークルのチャンネルにもアップロードする予定。

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March 20, 2020 at 03:10AM
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