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妻の「孤独病」救った口笛 脳に障害、音楽忘れなかった - 朝日新聞

 脳の損傷で認知機能に困難を抱える高次脳機能障害の男性が2月、大津市のステージでスポットライトを浴びた。日常生活では「水を飲みたい」という欲求も言葉にできないが、音楽にまつわる遠い記憶がやわらかな口笛のメロディーとなって、会場に響いた。

 8日、びわ湖大津プリンスホテルで開かれた「障害者の文化芸術フェスティバル」開幕イベント。大東市在住の白井伊三雄さん(63)が、妻の京子さん(56)に手を引かれながらステージ中央に歩み出た。

 「いっちゃん、口笛吹いてよー」「はいよー」

 会場に笑顔が広がった。

 ここまでの回復を、誰も予想していなかった。

 伊三雄さんは保険会社の営業をしていた12年前に倒れた。診断名は脳動静脈塞栓(そくせん)症。「手術しても99・9%助からない。助かっても寝たきりで自発呼吸も難しい」と言われつつ、手術で一命を取り留めた。呼んでも反応のない状態が続く中、病室に「オリビアを聴きながら」が流れると、伊三雄さんは口をパクパクさせた。

 高次脳機能障害は、交通事故や…

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March 04, 2020 at 12:34PM
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