時短で冬野菜が美味しく食べられる「ニラチー豚汁」おかずいらずでご飯がすすむレシピ - メシ通 - メシ通

こんにちは！　管理栄養士の北嶋佳奈です。

寒い日は、体が温まって、肉も野菜も食べられる豚汁の出番です。具沢山で作った豚汁はうま味たっぷり！　ほかにおかずを用意しなくてもご飯がもりもり食べられるのはもちろん、ビールのおつまみにする人も多いんです。

そんな豚汁は、さまざまな野菜を使える懐の広さもうれしいところです。『メシ通』でも、いろいろなアレンジの豚汁をご紹介してきました。

今回は旬を迎えて安くて美味しい冬野菜の長ねぎ、小松菜を入れ、ニラの風味とチーズのコクを加えた変り種の豚汁レシピです。根菜を入れない分、煮込み時間はグンと短縮できますよ。

北嶋佳奈の「ニラチー豚汁」

【材料】（2～3人分）

• 豚バラ肉（切り落とし）　100g
• 小松菜　1株（50g程度）
• ニラ　1/2束（50g程度）
• 長ねぎ　1/2本
• ごま油　小さじ1
• みそ　大さじ1と1/2
• ピザ用チーズ　適量
• 七味唐辛子　適量

（A）

• 水　400ml
• 和風だしの素（顆粒）　小さじ1/2
• みりん　大さじ1

作り方

1. ニラ、小松菜は4cmくらいの長さに切り、長ねぎは斜め薄切りにする。

2. 鍋にごま油を入れて熱し、豚バラ肉を入れ、写真のように色が変わるまで中火で炒める。

3. （A）を加え、沸騰したら1の野菜を入れ、

野菜がしんなりするまで2～3分煮る。

4. 野菜がしんなりしたらみそを溶き、ピザ用チーズをのせ、ひと煮立ちさせる。

5. 適量を器に盛り、七味唐辛子をかける。

旬の長ねぎと小松菜で冬を感じる1杯です

ニラの香りが食欲をそそるニラチー豚汁。豚バラ肉とみそ、とろけたチーズのうま味でご飯がすすみます！　パンチのあるニラの風味、七味唐辛子の辛みもアクセントになってあとを引きます。七味はラー油にかえてもいいですね。

小松菜もニラも長めに切ったので食べごたえがあり、ほどよくシャキシャキ感も残っていて美味しいです。また、豚汁やみそ汁を作るときには、隠し味にみりんを入れるとまろやかな甘さとコクがプラスされ味に深みが出せますよ。

今回は2～3人分のレシピなので、残ったら次の日は温め直して、解凍した冷凍うどんを入れれば「ニラチー豚汁うどん」も楽しめます。お好みでピザ用チーズも追加してくださいね。

具材のうま味がしみ出たおかずいらずの1杯。ぜひお試しください。

作った人：北嶋佳奈

管理栄養士、フードコーディネーター。大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。白砂糖は使わず、麹甘酒や食材本来の甘みで体にやさしいおやつを作る「こはなのおやつ」のプロデュースも手がける。『からだ想いのまんぷく小鍋』、『デパ地下みたいな ごちそうおにぎり』（ともに宝島社）など著書多数。最新刊『遅夜ごはん』（宝島社）は、とにかく簡単に作れて、栄養バランスもよくて、さらに糖質控えめの夜食レシピを掲載。

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