兵庫：「美味しい淡河」に舌鼓：地域ニュース : 読売新聞 - 読売新聞オンライン

　神戸市北区淡河（おうご）町を舞台に、にぎわい創出を目的としたイベント「ぐるっと淡河」が１９日、地域の神社や寺など１４会場で開かれた。淡河町地域振興推進協議会などが２０１８年から開いているイベントで、今回は「美味しい（おい）ごはん」をテーマに、地元産の新米を使ったおにぎりや弁当などが販売され、家族連れらでにぎわった。

　淡河八幡神社では、一つの皿に盛られたココナツカレー、キーマカレー、スープカレーの３種類を食べ比べる「淡河カレー祭り」を実施。約５０皿を用意していたが、正午過ぎには完売するほどの盛況ぶりだった。

　別の会場では淡河産のコシヒカリとキヌヒカリのおにぎりや、米粉を使ったピザなども販売。インターネットで音声データを配信する「ポッドキャスト」で、地元情報を伝えているコンビ「ファンキー淡河」が、インスタグラムで生中継するなどして盛り上げた。

　学生時代まで淡河町に住んでいたという神戸市北区、会社員中野大貴さん（３５）は「地元に遊びに来るきっかけになるので毎年参加している。新米のおにぎりがおいしかった」と笑顔だった。

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