栄養士のサマル・クラブさんに教えてもらいました。
Samar Kullab
栄養豊富で、健康的な食生活に欠かせない野菜。ただ、からだに良いからといって、誰もが必ずしも美味しく食べられるとは限らない。
アメリカのイリノイ州シカゴを拠点に活動している栄養士のサマル・クラブ(Samar Kullab)さんは、野菜を美味しいサラダに変えてくれる、簡単に作れるドレッシングのレシピを3つInsiderに教えてくれた。
何を食べるか決める時にはタンパク質、ヘルシーファット、複合糖質といった主要栄養素について考慮すべきだとクラブさんは話している。 ドレッシングの場合、オリーブオイルのヘルシーファットやギリシャヨーグルトのタンパク質がそうだ。
タヒニ・ドレッシング
クラブさんの一番好きなサラダは、きゅうりやチェリートマト、パプリカといった新鮮な野菜をたくさん刻んで作った中東のサラダだ。これにタヒニ(ゴマをペースト状にした調味料)で作ったドレッシングを合わせるのがお気に入りだという。このドレッシングはローストした野菜や肉にもよく合うとクラブさんは話している。
「タヒニは抗酸化物質がものすごく豊富で、栄養価が高いんです」
抗酸化物質が豊富に含まれる食べ物は、病気のリスクを下げる助けにもなるとクラブさんは話している。
クラブさんはこのタヒニに、高たんぱくなギリシャヨーグルトとスマックを加えるという。
作り方は簡単だ。全ての材料をボウルに入れたら、全体がよくなじむまでよく混ぜる。なめらかでクリーミーに仕上げるという。
余ったドレッシングは密閉容器に入れて、冷蔵庫へ。時間とともに分離してしまうこともあるので、使う前にはもう一度よく混ぜるようクラブさんはアドバイスしている。
材料:
- レモン汁 1個分
- 塩 小さじ1
- スマック 大さじ1
- エクストラバージン・オリーブオイル 大さじ2
- タヒニ 1/3カップ
- プレーンヨーグルト 大さじ1
クリーミー・カッテージチーズ・グリーン・ドレッシング
Getty Images
クラブさんはクリーミー・カッテージチーズ・グリーン・ドレッシングをサラダや野菜にかけたり、ラップサンドに使ったり、ディップソースとして使っているという。
「わたしはたんぱく質とカルシウムが豊富なカッテージチーズが好きです」とクラブさんは話している。
作り方はシンプルだ。アボカドの果肉を取り出し、コリアンダーは水洗いしたら太い茎を取り除こう。辛みを控えめにしたい場合は、ハラペーニョの種を取っておく。
それをフードプロセッサーまたはブレンダーに入れ、カッテージチーズとコーシャーソルトを加える。ブレンダーのスピードは徐々に上げていく。
そこに冷水を少しずつ加えて、全体がなめらかなクリーム状になるまでよく混ぜる。水の量は好みに合わせて調整する。
完成したドレッシングは味がなじむまで、1時間ほど冷蔵庫で休ませてから使うようクラブさんはアドバイスしている。余ったドレッシングは密閉容器に入れてしまっておこう。
材料:
- カッテージチーズ 1カップ
- アボカド 1/2個
- コリアンダー 1/3カップ
- ハラペーニョ 1/2個 ※好みに合わせて調整
- コーシャーソルト 小さじ1/4
- 冷水 1/4カップ
ピリッと風味のサラダドレッシング
エキストラバージンオリーブオイルとレモン汁、海塩はどんなサラダにも合うとクラブさんは話している。ただ、そこに赤ワインビネガー、ディジョンマスタード、ガーリックパウダーなどを加えることで、クラブさん特製のピリッと風味のサラダドレッシングが完成する。クラブさんはこれをたんぱく質豊富なパスタサラダによく合わせるという。
全ての材料をボウルに入れてかき混ぜるだけでできる、手軽に作れるドレッシングだ。
材料:
- オリーブオイル 1/4カップ
- 赤ワインビネガー 1/4カップ
- ディジョンマスタード 大さじ1
- レモン汁 大さじ2
- ガーリックパウダー 小さじ1
- オレガノ 小さじ1
- 砕いた赤唐辛子 小さじ1
- 塩 小さじ1/2
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