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美味しいアジフライを求めて走る旅 ブルーインパルス、仮面 ... - バイクのニュース

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。宮城県を訪れ『女川魚市場食堂』で「レアあじフライ定食」をいただきました。

男の子ゴコロに響く東北旅、女川でアジフライの存在を確認

 仙台での仕事を終えて一夜明けた朝、次の仕事まで2日間フリーなので、美味しいアジフライを求めて愛車のハーレー「ロードグライド」で北へ走る筆者(増井貴光)です。

石巻市の「石ノ森萬画館」では、「仮面ライダー」や「人造人間キカイダー」など懐かしい展示に触れられる
石巻市の「石ノ森萬画館」では、「仮面ライダー」や「人造人間キカイダー」など懐かしい展示に触れられる

 松島に出て海岸線を北上します。フラフラと走っているとロードサイドに自衛隊機らしい飛行機が展示されているのを見つけます。そう言えば、ここはブルーインパルスの母基地である航空自衛隊松島基地の近くではないですか! 行き先をちょっと変更して松島基地を目指します。

 見学エリアでしばらく眺めていたのですが、格納庫の外に並んでいるだけで何も動きがないので移動したところ、タキシングしている自衛隊機が見えたので再びバイクを停めます。結局、飛ぶ姿は見られませんでしたが、まぁ仕方ないと石巻方面に走ります。

 次に立ち寄ったのは「石ノ森萬画館」です。石巻市には震災後に何度か訪れる機会があったのですが、この施設も浸水などの被害を受け休館していたので今回が初めての訪問となります。筆者は子供時代に仮面ライダーを見て育った世代であり、一度来てみたいと思っていたところです。

 ここは「仮面ライダー」を始め、「サイボーグ009」や「人造人間キカイダー」、「HOTEL」など、石ノ森章太郎先生の漫画や実写、アニメ化された作品がぎゅっと凝縮された施設でかなり懐かしい気持ちになりました。

 施設を出ると11時前。早起きしたのでお腹もすいてきました。今回の目的地は、もう少しだけ北に走った女川町です。

牡鹿半島の根元、女川町にある震災から復興した「女川魚市場」を訪ねた
牡鹿半島の根元、女川町にある震災から復興した「女川魚市場」を訪ねた

 30分ほど走って「女川魚市場」に到着です。目的の店は市場の3階にある「女川魚市場食堂」です。ちょうどオープンの時間に到着したので一番乗りでお店に入ります。

 メニューを見ると……ありました! 「レアあじフライ定食」です! 早速オーダーしようとしたのですが、筆者は見てしまったのです。「生うにのせごはんにできます!」と……!! プラス1000円には少し悩みましたが、「生うにのせごはん」でお願いしました。

 窓際のテーブル席では海が見渡せます。魚市場の建物も真新しく、近くの震災の遺構がある海岸広場も綺麗です。遺構を見なければ震災の爪痕は感じません。もちろんまだ復興されていない場所もあるのでしょうが、12年という時間が感じられました。

 そんなことを考えていたところに「レアあじフライ定食」プラス「生うにのせごはん」が出来上がってきました。

「女川魚市場食堂」の人気メニュー「レアあじフライ定食」に「生うにのせごはん」を追加
「女川魚市場食堂」の人気メニュー「レアあじフライ定食」に「生うにのせごはん」を追加

 切り分けられたアジフライは、綺麗なきつね色に揚げられ、身は絶妙なレアです。小鉢がふたつに吸い物と漬物、そして「生うにのせごはん」が揃って定食です。アジフライの付け合わせはキャベツとキュウリ、大葉とレモンも添えられています。ソースとタルタルソースは別添えです。

 まずは、「レアあじフライ」をそのままいただきます。衣の揚げ具合はバッチリなのに、中身は絶妙に赤みを残すレア。アジの美味しさが際立ちます。タルタルもソースも合いますが、大葉と醤油で食べると、これまた美味い。味変的にいろいろいけそうです。

 そしてもうひとつの主役とも言うべき「生うにのせごはん」をいただきます。これはヤバい。甘みのあるとろけるようなウニの美味しさが堪りません。これはいっそのこと「極(きわみ)うに丼」を頼むべきだったのかもしれない……。

「レアあじフライ」に「生うにのせごはん」、どちらも食べ終わってしまうことが惜しくなります。いつまでも食べていたい筆者でした。

「女川魚市場食堂」の定食にプラスした「生うにのせごはん」。とろけるような美味しいうにだった
「女川魚市場食堂」の定食にプラスした「生うにのせごはん」。とろけるような美味しいうにだった

 帰り際に店の方に訊くと、ウニのシーズンは5月から8月半ばということで、筆者が訪れた時期でそろそろ終わりとのことでした。また来年の夏に来なくてはと思いつつ、女川を後にして更に北へ向かいました。

■女川魚市場食堂
所在地:宮城県牡鹿郡女川町市場通り66番地 3階(女川町地方卸売市場内)
営業時間:11時から15時(火曜定休)
※営業時間、定休日は変更となる場合があります

【画像】『女川魚市場食堂』の「レアあじフライ」をもっと見る(20枚)

画像ギャラリー

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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