
情報掲載日: 2023年5月25日(木)
土の中から次々と掘り出されていくのは、大きく育った新ショウガです。高知市春野町にある生田幸孝さんの約13アールの農業用ハウスでは、3月から始まった収穫がいま最盛期を迎えています。
高知県春野町は全国有数の「ハウス新ショウガ」の産地で、33人の生産者が県内産の半分近くを栽培しています。秋に収穫する通常のショウガに比べて新ショウガは全体が白く、茎の付け根が赤いのが特徴です。みずみずしい食感で辛さも控えめなため生のままで食べても大丈夫。特にやわらかい先端部分を味わってみました。
中川哲 記者
「すごく清涼感があって、辛さもさほど強くなく食べやすかったです」
JA高知県春野生姜部会 生田幸孝部 会長
「新ショウガは(縦に)長く作ることによって、やわらかく生で食べられるのが特徴です。これをサラダで食べていただくのが一番のおすすめです」
高知市春野町の新ショウガの収穫は9月頃まで続き、約940トンが関東を中心に全国へと出荷されます。
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