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美味しいアジフライを求めて走る旅 昭和テイストが残る「有賀ドライブイン」は味も雰囲気も大満足! - バイクのニュース

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライをいただけるお店を紹介します。茨城県水戸市の「有賀ドライブイン」を訪れました。

旧国道沿いに見つけた赤テント、昔懐かしいドライブイン

 美味しいアジフライを求めて走る旅、今回訪れたのは茨城県の城里町です。「JARI(日本自動車研究所)城里テストセンター」で開催されているドラッグレースの取材に来ました。

旧国道50号線沿いにある「有賀ドライブイン」。ドライブインというネーミングだけで立ち寄りたくなる
旧国道50号線沿いにある「有賀ドライブイン」。ドライブインというネーミングだけで立ち寄りたくなる

 筆者(増井貴光)はドラッグレースも大好きで、本場アメリカのNHRAやデイトナで開催されるレースに何度も撮影に行っています。日本では、何年か前まではハーレーだけのレースに自分のロードグライド(先代)でエントリーしていました。

 タイムやスピードは大したことないのですが、約400mの直線を走るだけのレースなのに、アクセル全開にできる爽快感や大排気量ツインエンジンの加速感が楽し過ぎて病みつきになっていました。

 ロードレースやモトクロスのように見せ場が多い訳ではないものの、見るだけでも意外に楽しいレースです。日本ではデモランのみですが、一番速いトップフューエルクラスは約400mを6秒台で走ります。この迫力は他のレースでは見ることも感じることもできない、ドラッグレースならではの魅力です。

 今回のレースは「JD-Ster」が主催するシリーズ戦で、スクーターから本気のプロクラスまであります。アメリカと違って専用コースが無い日本では、1/4マイル(約400m)のレースは貴重です。その程度の距離ではすぐ終わると思うかもしれませんが、筆者が初めて走った時は、13秒ぐらいのタイムでもフィニッシュラインが想像以上に遠かった記憶があります。

「JARI城里テストセンター」で年間5戦開催されている「JD-Ster」のドラッグレース。本気のプロクラスは8秒台で走る
「JARI城里テストセンター」で年間5戦開催されている「JD-Ster」のドラッグレース。本気のプロクラスは8秒台で走る

 取材は昼過ぎに終わって帰路に着きます。都心からJARIへのルートは「モビリティリゾートもてぎ」(旧ツインリンクもてぎ)とほぼ同じで、常磐自動車道「水戸IC」が最寄りです。という訳で水戸方面に向かいますが、空腹に耐えかねて高速に乗る前に食事をすることにします。

 いつものルートを外れ、笠間方面に南下して店を探します。なかなか見つからないまま旧国道50号線を進み「水戸IC」に近くなったところで、筆者好みの店をようやく発見! 看板には最近なかなか見なくなった「ドライブイン」と書いてあります!

 赤いビニールのテントには「有賀ドライブイン」の文字。昭和的な雰囲気が残ります。ガラスのドアを開けて店内に入ると、期待通り昭和感満載です。想像以上に広い店内はランチタイム終了間近だったこともあって空いています。

「有賀ドライブイン」の「アジフライ定食」は800円とリーズナブルながら身が厚くボリューム満点。これぞドライブインの昼メシ!
「有賀ドライブイン」の「アジフライ定食」は800円とリーズナブルながら身が厚くボリューム満点。これぞドライブインの昼メシ!

 席についてメニューを見ると、定食はアジフライにカキフライ、エビフライと豊富です。定食意外にも丼、カレー、ラーメンと、ドライブインらしいメニューが豊富です。張り紙の「有ドラ名物 いかからあげ定食」も魅力的ですが、悩まずに「アジフライ定食」をお願いします。

 料理ができるまでの時間も店内を見ているだけで飽きません。と言ってもそれほど時間がかからず「アジフライ定食」がやってきました。中華風の柄付きの皿に普通サイズのアジフライが2尾、半身づつ4枚、付け合わせはキャベツとマカロニサラダです。ご飯は多め、漬物と中華スープがセットです。

 アジフライは揚げたてサクサク、身は厚くフワッとした食感で、下味とアジの旨味がマッチし、ご飯がススム美味しいアジフライです。店の雰囲気も筆者好みで店のおばちゃんも親切、言うことなしの昼メシです。

目移りするほど豊富な定食メニュー。丼ものやカレー、ラーメンなどドライブインらしいラインナップ
目移りするほど豊富な定食メニュー。丼ものやカレー、ラーメンなどドライブインらしいラインナップ

「いかからあげ」を単品で追加しようかと悩みましたが、アジフライだけでボリュームたっぷり。お腹いっぱいになりました。仕事柄、もてぎやJARIに来ることは多く、帰りに食事をするのは高速道路のSA(サービスエリア)というパターンでしたが、こんな店があるならまた訪れないといけません。

 次回は「いかからあげ定食」かな? と思いつつ、お腹いっぱいで店を出て帰路に着きました。

■有賀ドライブイン
所在地:茨城県水戸市有賀町898-5
営業時間:11時~14時30分、17時~20時30分(水曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合がります

【画像】旧国道沿い「有賀ドライブイン」のアジフライを見る(14枚)

画像ギャラリー

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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