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美味しいアジフライを求めて走る旅 逗子市「めしやっちゃん」周辺は歴史も感じられる面白いエリアだった - バイクのニュース

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライをいただけるお店を紹介します。神奈川県逗子市の「めしやっちゃん」を訪れました。

魚介メインの定食屋、漁港の町で新鮮な海の幸をいただく

 美味しいアジフライを求めて筆者(増井貴光)がやってきたのは、「ここはハワイ?」と見間違いそうな逗子マリーナがある、神奈川県逗子市の有名な小坪エリアです。ここで久しぶりに会う友人と待ち合わせです。

外観は、テラスもあってカフェ風の「めしやっちゃん」。店内は和風で座敷もある
外観は、テラスもあってカフェ風の「めしやっちゃん」。店内は和風で座敷もある

 目的のお店に到着すると、友人の本田鉄次郎さんが待っていました。筆者のバイク仲間でもあるのですが、2015年から2016年に、アメリカで『ボンネビル・モーターサイクル・スピード・トライアルズ』にホンダ「CB750Four」でエントリーし、AMAの最高速度記録を獲得した人物です。

 早速、目的のお店「めしやっちゃん」に入ります。外にもテラス席があってカフェ風にも見えるオシャレなお店です。テーブル席に案内されて席につきますが、オーダーは食券販売カウンターで食券を購入するシステムです。

 壁の黒板に貼られたメニューから選びます。アジフライ定食というメニューは無く「本日のフライ定食」(1200円)で、フライは真いわし、アジ、キス、ミックス(いずれか2品)から選びます。迷う前にアジフライ! ということで、筆者はアジフライ、そして追加300円で「ブリ刺身付き」にしました。本田さんは「本日のフライ定食」のミックスでアジとキスのフライ、そして「ブリ刺身付き」をオーダーしました。

「めしやっちゃん」の「本日のフライ定食・アジフライのみブリ刺身付き」(1500円)。フライは真イワシ、アジ、キスから選べる
「めしやっちゃん」の「本日のフライ定食・アジフライのみブリ刺身付き」(1500円)。フライは真イワシ、アジ、キスから選べる

 食券を購入してテーブルで待ちます。ふとメニューを見ると本日のおすすめに「ブリのサッパリ漬け丼」(1500円)があるじゃないですか。「ブリの刺身とかきあげの定食」(1150円)というメニューも発見。筆者は刺身も大好物、とくにブリやカンパチが好きなので、ちょっとだけ後悔してしまいました。まぁ「ブリ刺身付き」にしたことだし、と気を取り直して本田さんと積もる話をし始めたくらいで「本日のフライ定食・アジフライのみブリ刺身付き」がやってきました。

 アジフライ2尾に付け合わせはキャベツ、ブリの刺身が3枚、小鉢はマグロの煮たもの、それにご飯とみそ汁、漬物がセットです。まずはアジフライを一口いただきます。揚げ色は薄めですがサクッと良い感じに揚がっています。下味は薄めの塩味、脂が乗っていて美味しいアジです。身が薄く見えますが2尾食べるとお腹いっぱい。ブリも新鮮で美味しいお刺身でした。本田さんの食べているシーンを撮ろうと思ったのですが、レースと同じくかなり真剣な表情で食べることに集中しているようなので、やめておきました。

この日のアジは大きめで身の厚みは普通、揚げ色は薄めだがサクサク食感、身は脂が乗った美味しいアジだった
この日のアジは大きめで身の厚みは普通、揚げ色は薄めだがサクサク食感、身は脂が乗った美味しいアジだった

 2人ともお腹いっぱいでお店を出ます。この近くで前から気になっている場所があるので筆者はホンダ「CT110」、本田さんは「CB400Four」という赤いバイク2台で移動します。ものの3分ほどで到着したのは、逗子市と鎌倉の境界付近。逗子マリーナの裏側的な場所です。

 ここに「白鬚社」という神社があります。社はなく祠だけがあり、祀られているのは猿田彦大神(さるたひこおおかみ)と武内宿彌(たけうちのすくね)です。実在の人物で古事記や日本書紀にも登場する武内宿彌は、ここだけでなく福井県敦賀市の気比神社や鳥取県の宇倍神社など複数の神社に祀られているそうです。

 この神社のすぐ近くの海岸からは、鎌倉の材木座海岸が見渡せるのですが、手前に見える砂洲のような島が以前から気になっていました。調べてみると「和賀江島(わかえじま)」という名前で、鎌倉時代に造られた人口の島だったのです。国道134号からも良く見えるのですが、この場所に石で出来た島があるのは不自然だなぁと思っていたところ、人工島ということで納得です。

小さな岬にぽつんと佇む「白鬚社」。武内宿彌、猿田彦大神が祀られている。祠だけなのに存在感があった
小さな岬にぽつんと佇む「白鬚社」。武内宿彌、猿田彦大神が祀られている。祠だけなのに存在感があった

 この辺りの丘陵地帯には、三浦家と縁のある「住吉城」が建っていたこともあって神社や遺跡が多いようで、面白い場所もまだまだありそうです。逗子から鎌倉にはアジフライの美味しそうな店もまだまだありそうなので、また足を運びたいと思います。

■めしやっちゃん
営業時間:11時30分から14時、17時から21時(不定休)
※営業時間、休日は変更となる場合がります

所在地:神奈川県逗子市小坪5-9-1

【画像】「めしやっちゃん」のアジフライを見る(17枚)

画像ギャラリー

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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