2020年08月26日13時33分
【ロンドン時事】英クラシック音楽の祭典「プロムス」の今年の千秋楽で、定番となっている愛国歌が歌詞なしで演奏されることが決まった。人種差別抗議デモが世界に広がる中、愛国歌には「帝国主義的」「植民地主義的」との批判が出ていることに配慮した。主催者の公共放送BBCが24日発表した。
歌詞なしで演奏されるのは「ルール・ブリタニア」と「希望と栄光の国」。いずれも例年は千秋楽にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで演奏され、観客も国旗を振りながら合唱するのが定番となっていた。
今年は新型コロナウイルスの影響で無観客で9月12日に開催し、テレビなどで放送する。BBCは声明で「イベントの伝統や精神を尊重しながら、非常に異例な現下の状況に適応する」と説明。愛国歌は歌詞なしとする一方、新たに応援歌の「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン」を演目に加える。
「ルール・ブリタニア」は「統べよ、ブリタニア。大海原を統べよ。英国民は断じて奴隷にはならない」などと歌われている。「希望と栄光の国」は著名な作曲家エルガーの「威風堂々」に歌詞を付けたもので、やはり愛国的な内容となっている。
しかし、ジョンソン首相はこの決定に「信じられない。われわれは自らの歴史や伝統、文化に対して恥じらうのをやめるべきだ」と批判。一方で「正しい決定だ」と賛同する声もあり、賛否両論が起こっている。
"音楽" - Google ニュース
August 26, 2020 at 11:33AM
https://ift.tt/2D08q8f
愛国歌、歌詞なしで演奏 英音楽祭、人種差別に配慮 - 時事通信ニュース
"音楽" - Google ニュース
https://ift.tt/2O8FiNz
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "愛国歌、歌詞なしで演奏 英音楽祭、人種差別に配慮 - 時事通信ニュース"
Post a Comment