「音楽を通じた人とのつながりを大切にしてきた」と話す細渕真太郎さん=川越市で |
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川越市で「音楽によるまちづくり」を目指して活動してきたNPO法人「おとまち小江戸」の運営が、新型コロナウイルスの感染拡大でピンチとなっている。相次ぐイベント中止に加え、代表理事の細渕真太郎さん(37)が経営するライブハウスやそば店も休業を余儀なくされているためだ。危機感を持った音楽仲間が「川越から音楽の灯を消すな」と、クラウドファンディングのサイト「キャンプファイヤー」でライブハウスを支える「STAY STRONG」プロジェクトを立ち上げた。(中里宏)
細渕さんは二〇一四年、市内のホテルでロック、ジャズ、邦楽、ダンスなど三十組が出演する音楽イベントを開いたのを皮切りに、ほぼ毎月、商業施設ウニクス川越で開かれるイベントのステージ制作、アーティスト手配などを行ってきた。イベントの運営には多くの大学生、高校生らが参加する。
昨年には、仲間からライブハウス「Rotom」を買い取り、月二十回のライブを開催。尚美学園大(川越市)で音楽ビジネスや映像、音響を学ぶ学生らが、アルバイトとしてステージ運営の仕事を実体験してきた。「若い人がしたいことを応援するのが自分のテーマ。実際にやってみて、好きな仕事を選択する場にしようと思っている。多くの学生をステップアップさせてきた」と自負する。
細渕さん自身もギタリスト。「東京には下北沢、渋谷、吉祥寺といったミュージシャンのホームがある。川越にも音楽活動を続けられる場をつくりたい」との思いを持ってきた。昨年、一番街にそば店「WAWA」を開いたのも、プロを目指す若者に働く場を提供する目的もあった。
コロナ危機に細渕さんは「これまで培ってきたものが失われるのではと心配している。生活基盤があってのNPO活動。お店を守っていきたい」と話す。
尚美学園大の檜山乃武(のぶ)教授は「Rotomには細渕さんの人柄から、多くの若いミュージシャンやスタッフが集まり、川越の音楽文化の発信地として存在感を示し始めていた。この灯を消すわけにはいかない。学生とともに応援していきたい」と話している。
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May 08, 2020 at 05:32AM
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コロナ緊急事態>川越「音楽のまちづくり」ピンチ ライブハウス休業 仲間がサイトで募金活動:埼玉(TOKYO Web) - 東京新聞
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