お茶碗? カットしたフルーツ? なんともキュートなこの手のひらサイズのデバイスには、ビギナーにもわかりやすいシンプルさで、音楽制作に必要な機能と創造力を掻き立てる仕掛けが備わっている。
ぱっと見、上面にたった8つのタッチパッドしかないなんとも頼りない感じの「ORBA」だが、一体全体、どんなデバイスなのだろうか?
筆者は、その真価を目の当たりにした時、喉から手が出るほど欲しくなった。
第一弾・第二弾共にクラウド・ファウンディングで注目を集めた「Artiphon」
第一弾では、ギターのフレットボード型デザインを採用したMIDI入力デバイス「Instrument 1」を発表し、楽器関連のクラウド・ファウンディングで史上最高額の資金を集め話題になったArtiphon。元々、楽器や演奏者の新しいあり方を追求するために立ち上げられた会社である。
そんな彼らの全く新しい第二弾製品が、手のひらサイズのMIDIデバイス「ORBA」だ。
「ORBA」は昨年11月にKickstarterで発表され、わずか48日間で$1,442,181(約1億5000万円)もの資金調達を達成している。
手のひらサイズとは思えない多彩な機能に胸が躍る
Artphonの特許であるマルチインストゥルメントテクノロジーでデザインされた手のひらサイズの「ORBA」は、シンセサイザーであり、ルーパーであり、レコーダーを内蔵し、独創的なMIDIコントローラーにもなることができる。もちろんバッテリーはUSB充電式、ルックス以上に頼もしいデバイスだ。
タップしたりシェイクしたり、あるいはなぞってみたり鍵盤のように弾いてみたり、10種類の音の出し方から直感的な動作で、自分に合った演奏スタイルを発見し作曲することができる。
決まった譜面も、正しい方法もない。ただただ導かれるように、楽器の経験がなくとも音を組み合わせて楽しめるのがポイントだ。
直感的な作曲からアプリへの接続も可能
まず、内蔵シンセサイザーと内蔵スピーカーにより、すぐに演奏を体験し、再生。
次に、ドラム、ベース、コードそしてリードパートの4つを重ね、簡単に作曲。
そして、BluetoothまたはUSB-C経由のMIDIを使用し、お気に入りの音楽制作アプリに接続。
「ORBA」はMPE MIDIクラスに準拠しており、お気に入りの全てのMIDI制作ソフトウェアで動作可能だ。無料のORBA対応アプリであっても、お好みのDAWであっても、しっかりとカバーしてくれる。
また、アプリを利用すれば、作った曲の保存や編集、SNSN上でのシェアもできる。
作った曲をすぐにシェアできるのは、ビギナーが作曲を継続していく上で、特に嬉しい機能ではないだろうか。
Artiphonが生み出した、シェイカーのようにシンプルでありながら、シンセサイザーのような拡張性を持ち合わせた「OBRA」。
ビギナーはプロになった気分で、プロは初心に返った気分で直感的に。
未だかつてない三者三様の楽しみ方を見つけ、私たちの時代に「ORBA」を使った新たな音楽が生まれることを期待している。
日本国内での発売開始が待ち遠しい。
Kickstarterを元にした「OBRA」の販売価格は$99(約1万800円)
【参考】Artiphon
【参考】Artiphon「ORBA」
【参考】Kickstarter
※支援者への製品出荷日は2020年4月予定
※日本国内での発売日は未定となっております。
「ORBA」の発売に関する最新情報をゲットするにはArtiphonのニュースレターを、「ORBA」の予約に関しては「ORBA」のページをご確認ください。
編集部注:クラウドファンディングには立案会社の問題でプロジェクトが頓挫する可能性や支援金が戻らなくなるリスクも稀にあります。出資に当たっては、お客様ご自身でご判断いただきますようお願い致します。
文/サヨサモコ
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February 04, 2020 at 08:34AM
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シンセサイザー、ルーパー、レコーダーを内蔵!どこでも音楽制作ができる手のひらサイズのMIDIデバイス「ORBA」 - @DIME
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