大阪ニュース
2020年2月16日
障害のあるミュージシャンが腕前を競う音楽コンテスト「ゴールドコンサート」の関西予選大会が15日、大阪市北区のカンテレ扇町スクエアで行われた。出場者はオリジナル曲などを披露し、「悲しみ、苦しみ乗り越えて」などとそれぞれの思いを楽器の音色に乗せて歌い上げた。
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ステージに挑むエスペラントのメンバー=15日、大阪市北区のカンテレ扇町スクエア |
音楽を通して障害者の自立と社会進出の拡大を目指すNPO法人日本バリアフリー協会(東京都)が主催した。国内外6カ所で予選があり、関西予選は大阪や兵庫など5府県から肢体や精神などに障害がある13組が出場した。
精神障害のある大阪府の山本剛(つよし)さん(36)はオリジナル曲「リーマスと僕」をギターをかき鳴らして披露し、「生きることさえ悩んでしまうよ」「生きていかなければ」と歌声を響かせた。また大阪府の男女5人組バンド「エスペラント」は、人気バンド「スピッツ」の代表曲「空も飛べるはず」を披露した。
視覚障害のある京都府の楊雪元(ようせつげん)さん(45)が中国笛の演奏で優勝し、今年11月21日に東京国際フォーラム(東京都)で行われる本戦に出場する。
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February 16, 2020 at 10:05AM
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