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かながわ未来人>ジャンル超え音楽彩る 高校生パーカッショニスト・ひごたくみさん(17):神奈川(TOKYO Web) - 東京新聞

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 キューバ発祥の打楽器「コンガ」三本とアフリカの「ジャンベ」を自在にたたき、躍動感あふれるリズムで観客を魅了している。シンバルなども使い、演奏を盛り上げるパーカッションの魅力を「ジャズやラテン音楽などジャンルに関係なく、いろいろな音の飾りをつけられる」と語る。

 横須賀市の自宅などでピアノを教える母の勧めで二歳から音楽教室に通い、ダンスやピアノに親しんだ。五歳の時、子ども向けのサンバコンサートに行き、舞台のコンガに視線が吸い寄せられた。「かわいい。やりたい」と思い、両親にねだり買ってもらった。

 それ以来、「楽しくて楽しくて」というコンガ漬けの毎日。市内のミュージシャンから指導を受けた後、憧れのパーカッショニストに師事し、フォームや音の出し方を徹底的にたたき込まれた。

 小学一年でラテンバンドなどとの共演が始まった。パーカッション目当てでライブに足を運んでいて、ミュージシャンから「一緒にたたく?」と声をかけられたのがきっかけ。飛び入り演奏が続いて「コンガをたたく子がいる」と評判になり、出演者として呼ばれるように。演奏で使う「ひごたくみ」の名は、本名を漢字で書けなかった初出演から使う。

 六年の時、さまざまな楽器の演奏者がソロのアドリブを競う全国コンテストで優勝。中学二年でキューバ音楽コンテストのパーカッション部門を制し、キューバに十日間招かれてレッスンなどを経験。「キューバ人にしか出せないリズムや躍動感を肌で感じた」

 高校二年の現在、中高生で編成されるジャズの「みなとみらいスーパービッグバンド」(横浜市)に参加し、今春からリーダーを務める。昨年、バンドの同級生メンバー三人で「ムンダス・アリウス」を結成。十一月のイベント「横須賀トモダチジャズ」に出演し、会場を沸かせた。主催するヨコスカ・ジャズ協会の長坂利広代表理事(54)は「今後、さらに音楽の幅を広げ、世界に羽ばたいてほしい」とエールを送る。

 卒業後はジャズを学べる音楽大学を目指し、受験に向けてドラムとピアノも練習中。将来については「僕にしかできない音楽を届けられるアーティストになりたい。よく『食っていけるのか?』と言われるけど、自信がある」ときっぱり。 (村松権主麿)

<ムンダス・アリウス> リーダーのひごさん、ピアノの榎本響(ひびき)さん、サックスの森千颯(ちはや)さんで結成。バンド名はラテン語で「異なる世界」を意味する。ジャズから歌謡曲まで演奏。これまで4回のライブを行い、2月16日には横須賀市大滝町2のライブレストラン「ヤンガー・ザン・イエスタディ」で開く。ミュージックチャージ2000円。予約は同店=電046(828)8306=へ。

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January 27, 2020 at 05:25AM
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