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北欧音楽研究家の夫妻に聞く、本場フィンランドの伝統的なクリスマス - ショッパー

サンタクロースが住むというサンタクロース村がある北欧のフィンランドは、今年日本と外交樹立100周年を迎えました。

クリスマスムードで日本の街も盛り上がっていますが、本場の伝統的なクリスマスは、どのように迎えるのか、フィンランドを良く知るツアーガイドに話を聞きました。

北欧音楽研究家の谷口さん夫妻に聞く 


町田市在住で、北欧音楽研究家の谷口ひろゆきさん、声楽家の艶子さん夫妻は、それぞれ音楽の勉強をするためフィンランドにかつて8年住んでいました。

ひろゆきさんはガイドツアーも37年務め、現在も日本と行き来し魅力を伝えています。 

谷口さんとフィンランドの国立シベリウスアカデミー留学や、民族楽器カンテレの演奏もする艶子さん


クリスマス前の12月初めごろから、家の中にはスウェーデン語で天を表す、ヒンメリと言われるライムギのわらで作る正八面体の飾りをつるします。

ヒンメリがつるされ、ツリーの飾られたフィンランドのクリスマス風景
= 写真提供 北欧フィンツアー


国土の3分の1が北極圏にあり、冬にはオーロラが見えるこの国で「太陽の当たることが少ない冬の時季に光をもたらす意味が込められていたのでは」と谷口さん。

ヒンメリをはじめ、北欧の神話に登場するヤギ“ユールゴート”の、わら細工やオーナメント等は期間限定のクリスマスマーケットに並びます。 

クリスマスマーケットで売られるヤギのわら細工、トントゥの人形やオーナメント


12月13日はヘルシンキ大聖堂で冬の光を祝うルシア祭があり、パレードが行われます。

日本ではクリスマスツリーを早くから飾りますが、フィンランドでは本物のモミの木を12月21日頃から用意しイブに装飾をして、年明けのモミの木回収日までそのまま飾っておきます。 

12月25日は朝からサウナで身を清め教会へ行くのが風習。

夕食には甘いミルクがゆを家族で食べますが、自分の皿にアーモンドが入っていた人には幸せが来るという楽しいゲームも。

さらにイブまでに用意したクリスマス料理を囲み、家族で静かに過ごします。 


サンタクロースはロシアとの国境近くのコルヴァトゥントゥリ(耳の山)のふもとに住んでいるといわれ、世界中の子供たちの声を大きな耳の山で聞いているそうです。

クリスマスマーケット


さらに小人のトントゥが、クリスマス前には様子を見にくるとも言われ、フィンランドではサンタクロースの使いとして知られた存在。

「悪いことをするとトントゥが見てるよ、というのが決まり文句です」。 

雪に囲まれた雄大な大自然の中で、昔からの伝統を大切にしながら厳かに過ごすクリスマス。

日本でも、取り入れることができそうです。

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December 09, 2019 at 03:06AM
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