「食べて美味しい」というのは、釣りにおいて大きな魅力のひとつ。
ウロコもなくて、処理も比較的簡単な軟体系・マダコの船釣りは、そんな理由から人気。
出典:つりそく
加えて、近年はタコを専用のエギで狙うエギタコの人気が高く、関西ではすでにメッカといえる明石で盛り上がりを見せ始めている。
一方、東京湾では6月1日からエギタコを楽しめるようになり、7月1日には富岡沖も解禁となる(※すでに解禁となっている富津地区はエギ・スッテの使用は禁止)。
ボチボチ用意しておくか…ということで、今回はラグゼのエギタコロッドをご紹介。
オクトライズ フネタコ
それが「オクトライズ フネタコ」というどストレートな名前のロッドで、「オクトライズ」とはラグゼのタコゲームブランド。
出典:ラグゼ公式
機種は分かりやすく2機種展開で以下の通り。
調子 | 標準全長(m) | 希望本体価格(円) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | 使用材料(%) | 継数(本) | ルアーウエイト(号) | 先径(mm) | グリップ長(mm) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
極先調子 | 1.7 | 22,500 | 145 | 127.0 | C90.0 G10.0 | 2 | 25~80 | 1.4 | 460 |
先調子 | 1.78 | 22,500 | 145 | 135.0 | C90.0 G10.0 | 2 | 25~80 | 1.4 | 460 |
極先調子の170と先調子の178の2モデル。いずれも明石エリアで鍛え上げられたロッドなのだが、両者共通してソリッドティップを採用。
基本的にはボトムを小突いて誘うエギタコだけに、あまりティップまで硬過ぎると小突いた時にオモリが底から離れすぎてしまう。
小突く理由は底付近でタコエギを躍らせてアピールするためなので、先調子ではあるけれど先自体にはある程度の柔軟さがあった方がイイわけだ。
また、ズイ~ッと重みを感じる前アタリから、さらにマダコが覆いかぶさるようにエサを捕食し始めた時がアワセ時。その感触をしっかりと伝えてくれるとともに、違和感を与えない。
先調子178と極先調子170
さて、2機種の説明については公式サイトで以下のように記されている。
極先調子の170は海藻帯や根の荒いポイント、深場で活躍。シャープさとレスポンスを重視したアクションで攻めることが可能。素早い根切りができ、海藻帯でもアワセと同時に引きはがすパワーを備える。
先調子の178は主に浅場や砂地メインのポイントで活躍。繊細にコヅキながらアタリをきける絶妙なフレックスのティップを搭載。底から離さず、動き過ぎを制御したいような場面で使いやすいアクション。
出典:YouTubeチャンネル「LUXXEMOVIE」詳細ページ
2機種ながら欲しいところを抑えているというか。178は比較的フラットな砂地メインのフィールドなどで、確実にボトムをトレースしながらオールマイティに活躍できるモデルなのではないでしょうか?
170は、操作性とレスポンスをさらに重視した設計。明石で鍛えられたロッドではありますが、こちらは根のある所を攻めることも多い東京湾でも活躍しそう。いずれもバットパワーには問題なく、タコを底から剥がせる。
価格もリーズナブル
両機種ともに希望本体価格22500円と、リーズナブルなのもうれしいところ。
船のエギタコにエントリーするのにもピッタリなのでは?
がまかつ(がまかつ)
1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。
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