実は...日本一美味しい、越前おろしそば。
名店巡りの仕組みを作り、福井県を活性化したい!
越前おろしそばに魅了されて
はじめまして、株式会社トリコレイルの笠原翔太と申します。
福井に全くゆかりの無かった私が「越前おろしそば」に魅了されたのは、今から5年以上前。
初めて福井を訪れた際、昼食に食べたことがきっかけです。
運ばれてきてテーブルに置かれる前の段階で明らかに深い蕎麦の香りを感じ、一口食べればその味の濃さに驚きました。
本当に、あまりに驚いて、体がのけぞるほどの衝撃だったんです。
“テーブルに置かれた瞬間、箸で麺を持ち上げ口に近づけた瞬間、そして食べた時の口の中”で、 今まで食べてきた蕎麦とは、明らかに別物の香りと味が広がり、私は完全に「越前おろしそば」に魅了されました。
福井県のそばと言えば「越前おろしそば」なのですが、最近の調査では、「そばがおいしい都道府県はどこ?」で2年連続福井県が第一位に選ばれてもいます。 https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/629225/
しかし、この調査は「食べたことのある人」の調査です。 実際残念なことに「蕎麦がおいしそうな都道府県ランキング」だとTOP5にも入っていません...。https://sirabee.com/2017/10/03/20161312815/
そこで私は、多くの人に衝撃的な美味しさの越前おろしそばを味わってもらうべく、お店を楽しんで巡ってもらう回遊企画を立ち上げたいと考え、 神社の“御朱印めぐり”のように、各店舗の印を作り巡ってもらう、“御蕎印(ごきょういん)”プロジェクトを立ち上げました。
福井県に存在する越前おろしそばを提供するお店は、100店舗をゆうに超えると言われています。 ひとつひとつのお店に歴史や、こだわりや、個性があり、同じ越前おろしそばに味の違いを生み出しています。
この個性を印としてひとつひとつのお店と対話しながらつくりあげ、 お客様は越前おろしそばの味を楽しみ、御蕎印(ごきょういん)に描かれたお店の個性について興味を持ったり、お店の方と話したりしながら、好きなお店が増えていく。
こうした御蕎印(ごきょういん)巡りの回遊を実現したいと考えています。
支援金の使途
皆様からいただいた支援金は 「越前おろしそば」を数多くの方に知ってもらう為の資金として使わせて頂きます。
- 「越前おろしそば 御蕎印巡り ポータルサイト」の制作
- 参画店舗様の「御蕎印」の制作
- 「御蕎印巡り」広報活動の為の告知物(チラシ・のぼり)の作成
- 福井県内外でのイベント企画
- 広報活動に伴う諸経費 等
越前おろしそば店舗の回遊を促進し、福井県内の観光も促進する、 御蕎印(ごきょういん)巡りの実現に、ご協力をいただけないでしょうか。
越前おろしそばのおいしさの秘密
石臼挽き製法
越前そばは製粉方法に美味しさの秘密があります。
福井県内のそば粉製粉企業では、昔ながらの石臼挽き(いしうすびき)製法を取り入れています。 石臼挽きは低速で練るように挽くのでそばの繊維を壊さず、風味を損なうことも少ないのです。
ちなみに、一般的なそば粉の製粉は機械によるロール挽きという製法で行われています。
ロール挽きは製粉スピードが早く生産性が高い一方で、機械ですり潰すため熱が生じてしまい、そばの風味が損なわれてしまうデメリットがあります。
400年前に端を発する、福井の郷土料理
福井県の北部、かつて越前国と呼ばれた嶺北(れいほく)地方では、約400年前(戦国時代)からお蕎麦が盛んに栽培され食べられてきました。なかでも越前おろしそばは福井県を代表する郷土料理です。
蕎麦殻ごと挽いた“全粒粉”だから香りと風味が強い
越前おろしそばは蕎麦殻もすべて含めた、全粒粉のそば粉で作るため、そばの香りと風味が強く黒っぽいそばとなります。
(ちなみに、関東方面でよく目にする「更科そば」はそばの実の中心部分を集め作られており、色のついたそばの実は取り除かれている為、白っぽい色に仕上がっております。)
福井県在来種のそばを使用
福井は豊富な在来種を栽培しており全国でも稀に見る在来種の多さから”在来種王国福井”とも言われてます。
在来種の特徴は小粒で殻が薄く、中身が詰まっておりそば粉になると粘りと香りが強く、コシも強いのが特徴です。
また、そばを打つときは本来小麦粉を使用するのですが、越前おろしそばでは強力粉をつなぎに使用します。
茹で上げた後冷水にさらしたそばは、しっかりとコシのある歯ごたえを楽しめます。
お店によって異なる、様々な食べ方
具には特徴的な辛味大根の大根おろしを使用。刻みネギと鰹節を含めた3点トッピングが定番で、刻み海苔などをかけてアレンジすることもあります。 寒い時期であっても、冷たいつゆで食します。
また、提供されるスタイルもお店により少しずつ異なります。
・出汁つゆを、大根おろしと薬味を盛ったそばにかけて提供。
・出汁つゆと大根おろしの絞り汁を混ぜたつゆを、薬味を盛ったそばにかけて提供。
・出汁つゆと大根おろし入りのつゆが、もりそばと分けて提供。
御蕎印(ごきょういん)プロジェクト
「日本一の越前おろしそばを多くの人のそばに」をコンセプトに、越前おろしそばを多くの方に知って頂くきっかけにしたいと思い、この度御蕎印プロジェクトを立ち上げました。
御蕎印(ごきょういん)とは
数年前からブームになっている御朱印集め。本来神社や仏閣を訪れ、その場所その場所オリジナルの御朱印をコレクションすることですが、近頃ではお城の御朱印にあたる「御城印」、酒蔵の御朱印にあたる「御酒印」、船の御朱印にあたる「御船印」など、御朱印になぞらえたものが多く実施されております。
我々は「越前おろしそばの御朱印にあたるもの=御蕎印(ごきょういん)」として、越前おろしそば各店舗オリジナルの御蕎印をデザイン・制作します。
※本来御朱印は御朱印帳を持参しその場で描いてもらうスタイルですが、コロナ禍ということ、また各店舗の作業負担を考慮し、予めデザインされた御蕎印用紙を購入して頂き、ご自身で台帳に貼付して頂く形式を取らせて頂きます。
御蕎印紙のイメージ
店舗ごとのオリジナルデザインは、店舗の歴史、ご主人の想いやこだわりなどをインタビューでお聞きして、お聞きした内容を反映したデザインを制作し、店舗と一緒に決定していきます。
また、御朱印集めは御朱印を貼る御朱印帳にも様々なデザインがあり、自分好みの御朱印帳を選ぶのも楽しみの一つとなっています。
そこで、我々はまず4種類のデザインの御蕎印帳、それも福井県の代表的な文化の一つである越前和紙を使用した御蕎印帳を制作します。
(※店舗ごとの御蕎印台紙にも越前和紙を使用します。)
この御蕎印プロジェクトを通じて、店舗に訪れて日本一の越前おろしそばを食して頂き、味だけでなく各店舗の趣きも感じ、御蕎印を集めて旅の記念にして頂き、より多くの方に越前おろしそばを知って頂けたら嬉しいです。
プロジェクト参加店舗(一例)
御蕎印の意匠:そば処 一福
参加店舗:そば処 一福 店主山内様
山内様からのメッセージ
「そば処 一福は、3代に渡り引き継がれる秘伝の塩だしのおろしそばが特徴で、福井県内外からお客様がいらしてくださっています。県外での物産展などのイベントに出店したこともあるのですが、そこでも大変高評価を頂戴し、福井のおろしそばの文化をもっともっと外に発信し、多くの人に届けたいと思うようになりました。この御蕎印プロジェクトがその一つのきっかけになるように皆様に応援頂き、沢山の方々に当店自慢の塩だしおろしそばを召し上がっていただきたいと思っております。」
御蕎印の意匠:あみだそば 福の井
参加店舗:あみだそば 福の井
あみだそば 福の井 初代:永見雄二様(右)、二代目:永見耕己様(左)からのメッセージ
あみだ蕎麦福の井は「福の井」という名前に想いを込めております。諸説ありますが、福の井という井戸が”福井”という地名の由縁だとも伝えられています。福井ではなく「福の井」、読み替えれば『福が沸いてくる井戸』。なんだかとても縁起の良い響きではありませんか?福井駅のすぐ近くに店を構える当店と、また歩いてすぐの福の井で、是非あなたにとっての福を浴びにお越しください。
御蕎印を楽しんで、福井観光も楽しんでほしい
「越前おろしそばを知り、店舗を巡ってもらいたい」想いからこの御蕎印プロジェクトを立ち上げ、挑戦しておりますが、大きな願いは「福井県観光を通じて、魅力を知ってもらいたい」と考えています。
福井県には越前おろしそば以外にも、美味しい食事やお酒、魅力ある観光地や歴史が沢山あります。
勝山市の恐竜博物館
福井県のおいしい地酒
坂井市の絶景、東尋坊
越前がに
五感に、体感に、訴えかけてくる福井県の魅力(イメージ)
一番の願いは、福井県を好きな人が増えること
この御蕎印プロジェクトが”福井に行ってみよう!”のきっかけになれたなら、こんなに嬉しいことはありません。福井県の観光を体験いただいて、越前おろしそばの感想もぜひお聞かせください。
福井県の観光活性化のために、御蕎印巡りの楽しみ方を伝えながら、越前おろしそばをはじめとした福井県の魅力をお伝えするポータルサイトの制作にも今後取り組んで参ります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ぜひとも皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします!
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