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<新型コロナ>思い出に残る音楽祭、中高生に 習志野で3日から 10校の生徒が演奏披露 - 東京新聞

中高生の合同音楽祭が開かれる習志野文化ホールのステージ(習志野市のホームページから)

中高生の合同音楽祭が開かれる習志野文化ホールのステージ(習志野市のホームページから)

 新型コロナウイルスの影響で発表や練習の場を失った中高生のために、「音楽のまち」を掲げる習志野市は28日、音楽など文化系の部活動に励む生徒が出演する合同音楽祭を開催すると発表した。11月3日から計4日間で公立の7中学校と3高校の生徒が、習志野文化ホールで演奏や合奏などを披露。出演した生徒を専門業者が撮影、編集してDVDを作製し、後日、生徒に配ることにしている。(保母哲)

 合同音楽祭の名称は「ならしのコレクション〜はばたけ!次世代の若者たち!!〜」。開催日は三日と八、十五、二十二日。午前九時〜午後五時のうち、一校当たり約二時間の演奏などが繰り広げられる。

 出演は市立中学七校と、習志野高、津田沼高、実籾高。中学生は合奏や個人演奏、吹奏楽など、高校生は吹奏楽やオーケストラ、邦楽などを披露する。参加生徒の総数は約六百九十人。会場で鑑賞できるのは保護者と学校関係者に限る。

 新型コロナの感染防止策として市は、合唱の際には前方の生徒と約二メートルの距離を取り、前後に並ぶ際も互い違いになることなどを各校に求めている。DVDは出演した生徒全員に配布することにしており、制作費や楽器の輸送費などは国の地方創生臨時交付金を充てる。

 宮本泰介市長は「習志野の音楽の殿堂・文化ホールを活用して生徒たちに発表の場を提供するとともに、思い出づくりにもつながると思う」と話している。

◆「音楽のまち」象徴 会場の文化ホール、建て替え検討

 習志野市の宮本泰介市長は二十八日、習志野文化ホールを建て直す方向で検討していることを明らかにした。同文化ホールには、公共ホールとして国内で初めて導入されたパイプオルガンが備えられ、「音楽のまち・習志野」を象徴する施設になっている。

 同文化ホールは、JR津田沼駅南口にある複合商業施設に併設されている。この複合施設の老朽化が進んでいることから、施設を保有する不動産会社が再開発計画を練っており、市も一帯にある津田沼公園などを含めた再開発を検討している。

 宮本市長は、同文化ホールを建て替える場合、現在と同じ場所とし、施設規模も現状とほぼ同じ(座席は約千五百席)とする方針を説明。「建て替えは相手方(不動産会社)と交渉するための方向性であり、決定ではない」とした。

 パイプオルガンを活用したオーケストラのコンサートなども開催されており、今後のパイプオルガンの取り扱いについて宮本市長は「施設全体の費用対効果をみて判断したい」と述べるにとどめた。(保母哲)

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October 29, 2020 at 05:44AM
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