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イーストウッドの長男が映画音楽集 - 日本経済新聞

ジャズベーシストのカイル・イーストウッド(51)が映画音楽集「シネマティック」を発表した。米映画界を代表する俳優・監督、クリント・イーストウッドの長男だ。若い頃は父の監督作品「マディソン郡の橋」などに出演していたが、1998年にCDデビューして以来、音楽の道を歩んできた。「僕にとって最も大切なのは音楽。新作は2番目に大切な映画へのトリビュートで、エンニオ・モリコーネやラロ・シフリンをはじめ、偉大な作曲家の曲を選びました」

2020年2月に来日し、新作「シネマティック」の曲を披露した(東京・南青山、ブルーノート東京の楽屋で)

2020年2月に来日し、新作「シネマティック」の曲を披露した(東京・南青山、ブルーノート東京の楽屋で)

自身、映画音楽の作曲家としても活躍している。「ジャズは自分を自由に表現できる。そこが好きなんです。一方、できあがった映画にぴったり合う音楽を作るのは、ルールがたくさんあって制約が多いんですよ。全く違った種類のチャレンジですね。その意味で、映画音楽の名曲をジャズのクインテットで演奏した新作には、両方の経験が生かせたと思います」

新作のハイライトは父が監督・主演し、自身が音楽を手がけた映画「グラン・トリノ」のテーマ曲だ。「あの曲は父がピアノでメロディーの断片を作ってきて、僕とマイケル・スティーブンスが仕上げたのです。父は印象に残るメロディーを書くんですよ」と明かす。

「ピンク・パンサー」は拍子を変えて演奏した。「有名な曲だから、映画とは違う感じでやりたかった。『スカイ・フォール』もガラリと趣を変え、速いスイングにしています。父の監督作品の音楽で一番好きな『アイガー・サンクション』を演奏できたのはうれしかった。巨匠のジョン・ウィリアムス作曲にしては有名とはいえないけれど、ジャズバンドにとても合った曲ですから。演奏したい映画音楽はまだたくさんある。続編を作りたいですね」と語った。

(吉田俊宏)

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March 19, 2020
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