本番に向け、練習に打ち込む小幡令子バレエ団のメンバーら=岐阜市泉町で |
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「岐阜市制130周年記念大音楽祭〜時代をつなぐ音楽 子供たちと共に〜」が来年1月12日、同市美江寺町の岐阜市民会館で開かれる。市ゆかりの音楽家や芸術家に加え、子どもたち約200人が出演。「音」と「舞」の共演で故郷の節目を祝おうと、練習に力を入れている。
音楽祭にはバンドや電子音楽、フルート、ブラスバンドなどのプロ、アマのアーティストが出演。それぞれがダンス、バレエ、新体操、バトントワリングなどを習う子どもたちとコラボレーションし、見ても聴いても楽しいステージをつくり上げる。
優美な曲調に合わせ、軽やかなステップを刻んでいくのは、同市泉町の小幡令子バレエ団。本番に向け、小中学生約三十人が週一回の練習を重ねる。
演目は、ヨハン・シュトラウス二世作曲の「アンネン・ポルカ」など三曲。市内のバイオリニスト浜島秀行さん率いる器楽トリオと共演する。メロディーに合わせてバイオリンを弾く動作をしたり、浜島さんを囲むように踊ったりと、趣向を凝らした振り付けが見どころだ。
聖マリア女学院中一年の大島紗耶さん(12)は「貴重な機会。バレエらしい踊りを見せたい」、同二年の丹所希星(たんしょきら)さん(14)も「楽しい舞台にしたい」と意気込む。
このほか、バンドとダンス、ブラスバンド、合唱とバトントワリングといった共演が予定されている。主催者は「普通の音楽祭よりも幅広い出演者がそろい、いろんなコラボを楽しめる舞台になる」と来場を呼び掛ける。
岐阜市は一八八九(明治二十二)年に市制を施行。「市の節目に、市民手づくりの音楽祭を」と有志でつくる実行委員会が多彩な団体に出演を持ち掛けた。
音楽祭のために作られた「岐阜よ!いざゆけ」も披露され、ロックユニットB’zのサポートメンバーを務めたキーボード奏者の増田隆宣さんが出演。締めくくりは全員で唱歌「故郷」を合唱する。
実行委は合唱で出演する中学生を募集している。二十二日午前九時半から市民会館で練習があり、事前申し込みなしで参加できる。
音楽祭の入場券は、就労支援施設「ひだまり」(バロー長良店二階)、マーサ21、市民会館、市文化センター、長良川国際会議場の市内五カ所で販売中。千三百円。(問)ひだまり=058(295)7395
(杉浦正至)
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December 10, 2019 at 03:06AM
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大音楽祭で岐阜市制130年祝う 1月12日、市民会館で - 中日新聞
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